ボイスサンプルの原稿集【台詞編その1】

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先輩…!
先輩、あの…、卒業おめでとうございます。
先輩…、初めて会った時から先輩の事好きでした。
でも、ずっとずっと言い出せなくて…。
自分の気持ちを伝えられないままお別れするのイヤだったから。
これが、嘘偽りの無い今の気持ちです。
先輩、今までも、そしてこれからもあなたの事が大好きです。

ボイスサンプルの原稿の読み方を参考にして、色々と膨らませてみて下さい。

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夢を追い続けるか・・・。
聞こえはいいが、それはただ単に現実から逃げているだけの事。
現実から目を背け生きている、そんなに楽な事は無いだろうな。
それが破滅への一本道だと気付きもせずに。
お前は一体どこへ行くと言うのだ?

※誰に向かって発している言葉なのか?相手との関係性を考えてみましょう。

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え〜、そんなの聞いてないよ。
まったく、君はいつもこうなんだから。
もう、ちょっと考えるとか計画たてるとか、そういう事してくれないと。
あ〜ぁ、またこれで今月のお小遣いパーだよ。
ちょっと、笑い事じゃないんだからね!

※「どの程度の頻度」で「どのくらい困ってるか」の解釈で変わってきます。語尾を変えて変化をつけてみるのも良いでしょう。

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あんたすっげぇ強ぇなぁ。
あ、俺?
俺はリンタ。けっこう優秀なシーフなんだぜ。
鍵開けからダンジョンのマッピング、旅には欠かせない仲間だと思うけどな?
なぁ、いいだろ。一緒に連れてってくれよ。
きっと役に立つぜ。
…うわあ、ありがとうな!
俺、頑張るぜ!

へへへ、こいつはめっけもんだぜ。
この兄ちゃん腕っ節は強いし、お人好しだし。
ついて歩いてりゃ安全に金儲けができらぁ。

※一人称や語尾を変える事で女性も使えます。本音と建前の部分でどう変化をつけるかで楽しんでみて下さい。

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くそ、まずい状況になったな・・・。
四方を敵に囲まれ退路は断たれた。
彼我の戦力差は一目瞭然・・・圧倒的だ。
残された手段は、アレをやるしかない。
しかし、今度アレをやったら俺はもう・・・、
人間には戻れないかもしれない。
・・・ふっ、何を迷ってるんだ。決心したじゃないか。
仲間の命を守るためなら、どんな手段も厭わないってな。
行くぞ!変身!○○○○!

※物凄く曖昧な原稿です。シチュエーションや設定等をご自身で考えて使ってみて下さい。最後の行の「○○○○」にはヒーローっぽい名前を入れてみて下さい。「チェンジ!○○○○」や「○○○○変身!」などお好みで変化させてみて下さい。

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ほらほら笑って。
もっと肩の力抜いてさ。
そんなしかめっ面してたって、いいことなんて無いぞ?
もっとリラックスしてさ、思うようにやってきたらいいんだよ。
はい、深呼吸〜〜・・・。
よし!気楽に行って来い!

※着想は部活の団体戦でのひとコマです。
初戦に対して緊張してる後輩を励ます、そんなシーンだと思って下さい。
「先輩」の人柄を前面に出す事を心がけてみて下さい。

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食材の善し悪しは味に直結する大きな要素さ。
だがしかし、いつでも最高の食材が手に入るとは限らない。
そんな時こそ、オレたち料理人の腕が試される。
そうは思わないか?
知恵と技術をふるって食べてもらう人に、
「美味しい」って言ってもらうために、
オレたち料理人が存在するんだ。

この台詞を額面通りにクールに捉えるも良し。熱血漢にするも良し。性格設定により表現の仕方を考えてみて下さい。

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人類はさ、太古の昔から大空に憧れていて、その夢を飛行機って形で実現させたろ?
でも「バカと煙は高い所が好き」とも言うじゃん?
つまり人類は基本バカなんだと俺は思うね。
だけど、バカだからこそ人類は夢に挑戦し続けて叶えてきた。
バカだからこそ発展できたって事にならないか?
で、あのさ・・・、俺も、その、バカだからさ・・・。
君との関係をもっと発展させたいって思ってるんだ。
結婚しよう。

ちょっとおかしなプロポーズです。「テンパっちゃって変な事を言ってしまったマトモな人」か「もともとこういった感じの人」で切り替えると全く違った雰囲気になると思います。一人称は好みで変更して下さい。

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いいか、営業ってのはいかにして相手の隙をつくかだ。
綺麗事なんかいらない。
そんなんだからお前は仕事が取れないんだ。
闇雲に歩いて靴底減らせばいいってもんじゃない。
あたりをつけたらピンポイントで突いていくんだ。
まだ時間はあるな?
もう一件行って来い。

会社での部下への叱責です。高圧的に怒鳴るか淡々と語りかけるか。どっちが恐いでしょうね?

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名探偵ってヤツに憧れてさ〜。
ん?だから名探偵だって!
身の回りで起こる殺人事件とか誘拐事件とかを、スマートに解決して、
依頼人が涙流しながら感謝してくれて、ってそんなヤツよ。
ところが、実際に探偵になってみたものの、
来る日も来る日も浮気調査だの素行調査だのってさ。
こんなのは俺が憧れてた探偵の仕事じゃねぇわけよ。
・・・でもさ、依頼人が感謝してくれるって所は同じかなって最近思うわけよ。
もしかしたら、俺は大きな勘違いをしてたんじゃないかって思ったわけよ。
案外と自分の望む物なんてさ、気付いたら手に入れてたりするもんなのかもな。

ちょっと長めの言い回しにしてみました。前半部分の愚痴と後半以降の切り替え。繰り返しの語尾の部分を単調にならない様に処理する。この2点を気にしながら演じてみて下さい。

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posted by ボイスサンプルの原稿集 at 00:00 | Comment(0) | 台詞(その1) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする